カイノミ
牛のバラ肉の中でもヒレに一番近い部位です。
バラ肉だけどヒレの持つ赤身の柔らかさを兼ね備えた多才な部位です。脂、赤身の旨味バランスの良さは牛肉の中でも最上位クラス。複数回噛むと「肉が溶ける!」という感覚を実感出来る不思議なお肉です。
インサイド
牛のバラ肉の内側にあり、牛の横隔膜・ハラミ付近の腹横筋を指します。
カルビとヒレの中間的な存在です。限りなくハラミに近いバラ肉です。バラ肉の持つ適度なコクと、ハラミの近くにある肉の旨味が強いのが特色といえます。
ヘッドバラ
「内バラ」の一部で、その中でも一番の霜サシが入った部分です。
味も濃く最も稀少な部位です。味の保証は間違いなし!
バラ板
バラ板=カルビ。
カルビはアバラ骨の間の部位です。脂が甘く、サシが入った濃厚な味を楽しめます!
バラ山
バラ山=中落カルビ。
肋骨(あばら)と肋骨の間にある部位です。
中落ちカルビは肋骨と肋骨の間にある部位です。
カルビに比べ脂が多いですが、肉自体の味はカルビらしくしっかりとしています。
タテバラ
タテバラ=並カルビ
呼吸をする時に常時動いている筋肉なので、きめが細かく、脂肪がとても多いのが特徴です。
ササミ
牛のバラ肉でも腹側にあるトモバラ(ソトバラ)の一部、ももの付け根の部位です。赤身とサシのバランスが絶妙。近しい部位のカルビに比べ脂肪の量が少なく、しつこさがあまりありません。
フランケン
牛バラの外側、最上部にあって、牛の腹部を保護するための腹筋の部位です。コラーゲンを多く含む肉です。同じ脂でも牛肉脂のようなしつこさのない旨味と甘味で歯ざわりはホルモンと似た食感。まさに牛肉ホルモンと言われる所です。